血流を良くする生活こそが発毛への近道

血液の役割

1. 血液循環

酸素や栄養分を全身に運ぶ

2. 新陳代謝

老廃物・痛みの原因となる疲労物質や発痛物質などを回収する。

血液の循環と新陳代謝のことを「血めぐり」といいます。

血液循環 + 新陳代謝 = 血めぐり
「血めぐり」は、人間の生命活動にとても重要な役割を担っています。

最近は血めぐりの悪い人が増えています。その原因は、食生活の変化、運動不足や薄着志向などさまざまですが、なかでも注意したいのが、ストレス。ストレスがかかると抹消血管が収縮し、血めぐりが悪くなる原因となります。

血めぐりが悪くなると、冷えや肩こり、腰痛、胃腸の不調、肌あれ、抜け毛など、さまざまな不調を引き起こします。こういった症状の根っこにある血めぐりから意識し、めぐる身体づくりを目指しましょう。

毛細血管は人体最大の臓器です

血管といえばまず思い浮かぶのは動脈で、毛細血管をイメージする人は少ないでしょう。確かに動脈は血管の中でもっとも太く、詰まったり切れたりすると命にかかわります。

一方、毛細血管は名のとおり、直径約0.01ミリの超極細血管で、赤血球が1列に並んでやっと通れる太さしかありません。

肉眼では見えないほどのか細い血管ですが、体中に張りめぐらされていて全身の血管の99%を占めています。つまり、毛細血管は人体の中でいちばん大きな臓器ともいえるのです。それだけ全身に広がっているということは、とても大切な役割を果たしているんです。

体を構成する60兆個を超える細胞には、血液に乗って必要な酸素や栄養素が届けられ、不要な二酸化炭素や老廃物が回収されています。その血液の通路と、やりとりの現場こそが毛細血管です。実際、全身のどの細胞も毛細血管から0.03ミリ以内に存在します。

毛細血管は基本的には「内皮細胞」一層のみでできていて、三層構造の動脈や静脈と違い細くて頼りなげですが、この細さが抵抗となって血液の流れが減速し、一層の細胞を介して物々交換をしっかり行うことができ、酸素や栄養素が体の隅々に行き渡るわけです。

動脈や静脈は血液を運ぶのがメインの役割ですが、毛細血管は動脈と静脈の間に存在して、生命活動の根幹にかかわる働きを担っています。

血液循環の主役は間違いなく毛細血管です。毛細血管が健康でなければ、いずれ動脈にも負担をかけることになるでしょう。

 

毛細血管って?

  • [直径]約0.01ミリ。髪の毛の10分の1ほど
  • [長さ]全長約9万9,000km。全部つなぐとほぼ地球2周半
  • [血管3種の面積比]動脈1: 静脈2: 毛細血管700~800
  • [総数]約100億本

毛細血管は髪に栄養を運ぶ

毛が生える仕組みですが、毛乳頭に血液が運ばれることが重要です。
毛乳頭は、毛穴の底にあります。

ループ状に入り込んだ毛細血管が必要な栄養と酸素と水分を毛乳頭に届けています。

すると毛乳頭を囲うようにある、毛母細胞が分裂をはじめ毛が生え始めます。

血行が悪くなると毛乳頭の栄養が不足し、脱毛の原因になります。

年を取ると、毛細血管が老化して細くなっていき毛髪に勢いがなくなっていきます。

血の栄養分も重要です。
鉄は細胞の働きを高め、ビタミンB2、B6は皮膚を健やかにするために必要です。

偏った食事や、不規則な生活から、大事な栄養が足りなくなると、血液の質が悪くなります。
強いストレスは、毛細血管に影響します。

Q.毛細血管が劣化すると、見た目にも影響する?

A.シミ、シワ、たるみ、薄毛に白髪…。見た目も老けます。

皮膚は体のいちばん外側にあるため、毛細血管の状態がダイレクトに反映されます。
次々と細胞が新しく生まれ変わる「ターンオーバー」を支えるのが、表皮の下にある真皮層の毛細血管。ここが衰えて血流が悪くなると、酸素や栄養が新しい細胞をつくる真皮の現場にまで届かず、表皮細胞の新陳代謝が鈍くなり、肌に古い角質がはりついて肌表面がこわばってきます。

当然、真皮でつくられているコラーゲンやエラスチンなど、皮膚を支える線維組織にも十分な栄養が行かなくなるため、シミ、シワ、たるみ、くすみなど、肌の劣化が進みます。

頭皮も皮膚の一部ですから、頭皮の毛細血管が劣化して血流が悪くなると、毛母細胞に栄養素が行き渡らず、髪のパサつき、フケ、抜け毛、白髪、薄毛など地肌や髪の老化が進みます。また、爪も色が悪くなったり、表面がボコボコしたり、割れやすくなります。

血流を改善するには?

血流を良くする食べ物

血流を良くするためには、野菜や果物、青魚、大豆製品、海藻、ナッツ類、など血の巡りを良くする食べ物を栄養バランスよく食べ、糖分や脂肪の摂りすぎに注意しましょう。

一般的に血液をサラサラにするとされる栄養成分には以下のようなものがあります。

青魚・・・「EPA(エイコサペンタエン酸)」、「DHA(ドコサヘキサエン酸)」は青魚に多く含まれる成分で、中性脂肪を下げる働きがあります。

納豆・・・ナットウキナーゼは納豆の発酵過程において納豆菌が生産する酵素のことです。このナットウキナーゼには血栓の主成分であるフィブリンに直接働きかけて分解するという作用があります。

大豆製品・・・大豆には、以下のような血の巡りを良くするために有効な成分が豊富に含まれています。

大豆サポニン・・・強い抗酸化作用を持ち、脂質の代謝促進で肥満を防ぐ働き

イソフラボン・・・血管内皮細胞に作用してNO(一酸化窒素)を作り、血管を拡張させ、柔軟性を改善、血管の詰まりを予防

グリシニン・・・コレステロールや中性脂肪を下げる働き

レシチン・・・コレステロールを乳化して分解、動脈硬化予防の効果

リノール酸・・・悪玉コレステロールを減らす

水溶性食物繊維

食物繊維がコレステロール対策によいと言われていますが、なかでもいいのが水溶性食物繊維です。海藻類やきのこ、さといもやオクラなどのぬるぬるした成分に多く含まれる水溶性食物繊維にはコレステロールを吸着してそのまま排出する働きがあります。

ナッツ類

ナッツ類はオレイン酸などの不飽和脂肪酸を豊富に含んでいます。オレイン酸は善玉コレステロールは減らさずに悪玉コレステロールを減らしてくれると言われています。
またなかでもくるみにはオメガ3脂肪酸が豊富に含まれています。オメガ3脂肪酸は青魚に豊富に含まれるEPA・DHAで知られていますね。くるみに多く含まれているのはα-リノレン酸で、含有量はナッツ類のなかでもトップクラスです。α-リノレン酸は体内に入ったあとに代謝されてEPA・DHAになります。

トマト・・・トマトに含まれるリコピンには優れた抗酸化作用があります。

たまねぎ・・・血液サラサラの食材として一般的に知られているのがたまねぎです。たまねぎには以下のように血の巡りを良くするための有効な成分が豊富に含まれています。

硫化アリル・・・血液凝固を遅らせ血栓ができにくくする働き、ビタミンB1の吸収をよくする働き

ケルセチン・・・抗酸化作用が高く、脂肪の吸収を抑えて体内の脂肪を排出する働き

また、血液がドロドロになる食材を多くとることはNGです。たとえば脂っこいものや生クリームたっぷりのケーキ、糖分たっぷりのお菓子やスナック菓子、インスタント食品やラーメンなど、糖質や脂質を多く含む食材です。食生活においては以上のような食べ物を1つの食材ばかりにこだわって食べ続けるのではなく、バランスよく食べることが大切です。

血流を良くする飲み物を飲む

 

血流を良くする飲み物としてやはり大切なのは「」です。

血液の約90%は水でできています。厚生労働省でも中高年で多発する脳梗塞・心筋梗塞なども水分摂取量の不足が大きなリスク要因の一つとなっていますとしています。水分をしっかりと摂りましょう。

人間の身体に必要な1日の水分は1日2.5Lなのだそうです。水分の摂取量は多くの方で不足気味になっているため、平均的にはコップの水を後2杯飲めば1日に必要な水の量をおおむね確保できるといいます。

  • こまめに水を飲む習慣を持つ
  • 目覚めの一杯と寝る前の一杯を飲む

まずはここから始めてみましょう。

血行を良くするマッサージ

全身のマッサージによって血行が改善されます。血流が悪くなりやすい、頭から首、肩にかけてや、ふくらはぎなどは効果的です。

とくに足は、血液を送るポンプである心臓から離れていて血液がたまりやすくなっています。

そこで、足の血流を良くする方法として、「第二の心臓」と呼ばれるふくらはぎをマッサージすることがあげられます。

ふくらはぎをマッサージすることで、下半身の血流だけでなく全身の血行促進につながります。

 

ストレッチをする

できれば毎日、少なくとも週3日以上、運動量は30分以上、強度は最大酸素摂取量の50%の有酸素運動が一般的に勧められています。

有酸素運動といいますと、ウォーキングやジョギング、水泳などといった運動になりますが、なかなか毎日運動は難しい…という方が多いのではないでしょうか。そうした方にはストレッチがおすすめです。ストレッチは筋肉を柔らかくして血行を促進するだけでなく、リラックス効果も得られます。

また、ウォーキングやジョギングなどの運動と合わせてストレッチを行うのも効果的です。

入浴をする

入浴することで血管が拡張して血行がよくなるだけでなく、リラックス効果も得られます。

ぜひシャワーだけで終わらせずにお風呂につかりましょう。

また、38~40度程度のぬるめのお湯での半身浴もオススメです。

血流を良くするサプリメントを飲む

食事や運動など生活習慣の改善だけではなかなか難しい…という場合には、栄養サポートとしてサプリメントの摂取もおすすめです。

実際、食生活のなかで足りていないとされる栄養素は非常に多くあります。サプリメントで足りない栄養素を補うことは、健康の維持・増進に役立ちます。

サプリメントを選ぶ際には、一般に血液をサラサラにするとされる栄養成分の入ったものを選ぶようにするといいでしょう。

 

 

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