身近な薬で髪が抜ける!?

 

薬の副作用で脱毛

市販の薬、または処方された薬に「非ステロイド性抗炎症薬」というものがあります。
非ステロイド性抗炎症薬とは抗炎症作用、鎮痛作用、解熱作用を有する薬剤の総称で、ステロイドではない抗炎症薬すべてを含みます。
一般的には、疼痛、発熱の治療に使用される「解熱鎮痛薬」と呼ばれています。

脱毛の原因と考えられるのは、その中に配合されている抗炎症成分の
「アセトアミノフェン」や「イブプロフェン」と言われています。
これらは、一般薬の鎮痛・解熱薬や風邪薬(総合感冒薬)などによく使用されています。

また同じ一般薬では、胃酸の分泌を抑える成分として胃薬に使われる
「シメチジン」や「フェモチジン」でも脱毛が起きると言われています。

それ以外の薬にも
「イソニアジド(抗結核薬)」
「エタンブトール塩酸塩(同)」
「ゲンタマイシン(緑膿菌などにも強い抗菌力がある)」
などを使用している場合これらが脱毛の原因の一つに考えられます。

また低用量ピル(経口避妊薬)を飲んでいる女性に薬剤性と思われる脱毛が起きることもまれにあるそうです。

抗がん剤以外の薬で脱毛が起きることはほとんど知られていません。
「まさか鎮痛剤や胃薬で脱毛なんて」と思われるかもしれません。

薬による脱毛は、ドラッグストアなどで購入する一般薬、医師から処方される薬のどちらでも起きます。

生理痛や頭痛がひどい女性では、鎮痛剤を多量に飲み続けていることがあります。
また慢性疾患などで、治療のために継続的に薬を使用している方でも、薬によっては脱毛が生じることがあります。
先ずは、身近な薬も脱毛の原因になると知ってもらうことが大事だと思います。

脱毛症は頭皮環境の悪化、ストレスによる血行不良などが主な原因とされますが、
こういった抗ガン剤以外の一般薬の服用によっても引き起こされている場合があることにも注意が必要です。

薬によってはその有効成分が排出されにくく、体内に残留する期間が長いものもあるので
副作用が急性脱毛でなく数か月に渡って徐々に脱毛症化していくケースもあるようです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA