薄毛のメカニズム

正常なヘアサイクル

通常、男性の健康な髪は4〜5年間、女性の健康な髪は5〜6年間伸び続けます。

そして、一度抜けて、また新たな髪が生える。それを何度も繰り返します。

 

 髪の周期をヘアサイクル(毛周期)といい、そのサイクルは大きく分けて3つに分ける事ができます。

【成長期】 

毛母細胞が2~6年かけて活発的に働いて髪が伸びる時期。

【退行期】

それまで活発に働いていた毛母細胞の髪を成長させてきた機能が徐々に弱まってきます。

髪の成長が止まり、抜け落ちるまでの準備期間のようなもので2~3週間この状態が続きます。

【休止期】

退行期を経た髪は毛球が萎縮していきます。

毛母細胞から離れた髪は完全に成長が止まり、抜け落ちる準備の為に徐々に上に押し上げられていきます。

数か月この状態が続き、この髪の奥では新しい髪が作られ始めます。

【脱毛】                                     

休止期間を数か月経た髪は、新しい髪に押し上げられ、自然に脱毛していきます。

どうして薄毛になってしまうのでしょうか?

遺伝だから仕方ないとか思ってませんか?

確かに遺伝的要素も原因のひとつではあるんですが、薄毛は様々な原因が絡み合ってホルモンバランスの乱れてしまうことで薄毛になってしまいます。

ホルモンバランスが乱れる原因は食生活の乱れ、ストレス、運動不足、寝不足、喫煙、アルコールの過剰摂取だったり生活面が大きく影響しているんです。

女性は出産、加齢に伴って閉経を迎えたりすることで女性ホルモンのバランスが乱れ、男性は遺伝的要素で前立腺から5αリダクターゼⅡ型という酵素が過剰に分泌したりすることもホルモンバランスには関わってしまいます。

 

 

ホルモンバランスが乱れると男性ホルモンと皮脂腺から分泌している5αリダクターゼⅠ型という酵素が過剰に分泌してしまいます。

この2つは通常に分泌されるぶんには何も問題はないのですが過剰に分泌されることにより、結合してしまってジヒドロテストステロン(DHT)という悪玉男性ホルモンに変化してしまうのです。

このDHTという悪玉男性ホルモンが毛根を攻撃してしまって成長途中の髪の毛が抜け落ちてしまいます。

 

そう、正常だったヘアサイクルが異常サイクルに変わっていまうんです。

髪の毛はそれでも頑張って作ろうとしますが悪玉男性ホルモンがいる限り攻撃はずっと続いてしまうんです。

同時に栄養を届けていた毛細血管もどんどん細くなってしまい、栄養不足の髪の毛が成長しきれないまま抜け落ちて最後には生えなくなってしまいます。

毛細血管が細くなると血流が滞ってしまい頭皮の状態も悪くなってしまいます。

薄毛の原因はホルモンバランスによる乱れが主な原因ですが、

それ以外にも間違ったヘアケアで頭皮の状態を悪化させてしまうことも大きな要因になってしまいます。

なにが原因でホルモンバランが乱れてしまったのか、生活習慣の改善から見直すことが大切ですね。